|
![]() |
|
http://www.kaikaku-ryokushin.com
|
||
9月24日(木)、9月定例県議会が開会しました。 村井知事は、議案説明で新政権について、「さて、さきに行われた総選挙の結果を受けて、国では、民主党を中心とする政権が誕生いたしました。新政権は、地方分権改革の実現に向けて取り組んでいくことを公約に掲げており、その実現を期待しているところであります。一方で、公約に掲げた施策の中には、制度の仕組みが示されていないものも数多くあります。県、市町村をはじめ広く関係する方々の声を聴いた上で、実情に即した制度設計やそれをまかなう十分な財源措置がなされることが必要ですので、今後、国に対して働きかけを進めてまいります。あわせて、新政権には、全力で、現在の国民の暮らしを守るとともに、我が国の将来を展望した経済・財政政策を遂行していただくよう、強く望むところであります。」としました。 また、議案説明の最後には「私の任期も残すところあと1年となりました。『瓦礫の山』を片付けて、土づくり、種まきを終え、実りに向けてしっかりと育ててまいりたいと思っております。中期総合計画で描いた『人・くらし・自然が輝く信州』の創造に向け、県の組織を挙げて職員一丸となって全力で取り組んでまいる所存でありますので、議員各位をはじめ県民の皆様の一層のご理解と御協力をお願いいたします。」と結びました。 今議会に提案される議案は、一般会計補正予算案等補正予算案5件、資金積立金条例の一部を改正する条例案等の条例改正案5件、坑インフルエンザウイルス薬の購入について等事件案9件、交通事故に係わる損害賠償の専決処分報告等専決処分報告について8件、教育委員会委員の選任等人事案について2件等です。 この内、一般会計補正予算案は総額388億1901万6千円で、主な内容は国の旧政権のもとで緊急経済対策として行われている各種基金を活用した事業や、中小企業融資制度の融資目標額の拡大、特別養護老人ホーム等の整備、道路や河川の維持補修や7〜8月の豪雨災害復旧など生活に密着した社会資本の整備、新型インフルエンザ対策、県税等還付金等々が計上されています。 この9月補正予算案に対し、私達、改革・緑新では37項目の提案を行いましたが、県有施設へのエコ改修の実施や県産材を活用した住まいづくりへの支援拡大、福祉・介護人材の確保・定着への支援策、特別支援学校の教育環境の整備、道路や河川の維持修繕や信号機の新設など交通安全対策の推進等に関する予算が盛り込まれました。 9月定例県議会で一般質問や委員会で取り上げられると思われるのは、政権交替による知事の政治姿勢や提案された旧政権による緊急経済対策予算の信憑性、松本空港の今後、警察の組織再編整備計画、新型インフルエンザ対策、厳しい景気・雇用情勢、浅川ダムの今後等々が考えられます。 本会議終了後には、一般質問の順番を決める抽選が行われ、私達、改革・緑新の議員は下記の日程で質問を行うことになりました。 9月30日(水)13:00頃より 倉田 竜彦議員(持ち時間12分) なお、9月県議会の日程は以下の通りです。 9月24日(木)13:00−本会議 知事議案説明 9月定例県議会に皆様のご意見・ご提言をお寄せ下さい。
|
||
|
||
copyright (c) Kaikaku-Ryokushin 2007 All Rights Reserved.