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2008年8月4日(月)〜5日(火) 愛知県と浅川模型実験の調査を行いました。

 

 8月4日(月)〜5日(火)は、愛知県及び京都府宇治における浅川ダム模型実験の現地調査を行いました。出席議員は、愛知県が倉田・寺島・下村・竹内・野澤・松山・下沢の7議員、京都府宇治市で行われた浅川ダムの模型実験には、上記7名の議員と小島議員の計8議員が出席しました。

■ 愛知県の視察・調査内容について

 8月4日(月)は、会派の7名で愛知県を訪問し、廃棄物の適正な処理の促進に関する条例、あいち就業プラン、こどもの医療費無料化制度の中3までの拡大について調査を行いました。

 この調査は、今年2月に提案された廃棄物条例について会派として附帯決議を提案し可決されましたが、その後、今後の対応も考え会派として「特捜班」を設置し、国、茨城県、福島県、三重県、岐阜県等を調査して来ましたが、愛知県だけが残っていたため、5日に京都府の宇治で行われる浅川ダムの模型実験公開の参加にあわせ、愛知県の他の先進事例の調査も含め設定したものです。

 廃棄物の適正な処理の促進に関する条例については、要綱等で最終処分場の整備にあたって「地元同意」を規定していることへの国や各県の見解、訴訟の例、今後の各県の対応等々については、今後、本県において制定した条例による運用の過程で問題が発生した場合に、調査の結果を踏まえ具体的な提案を行ってまいりたいと思います。
 愛知県では、他に「あいち就業プラン」、「こどもの医療費無料化制度の中3までの拡大」について調査しましたが、就業プランでは、2010年までに約13万人の雇用を増やす目標に対し、2007年度までの実績では約5万6千人(43%)増加したとのことであり、若年者や高齢者、女性、障害者、外国人の就業対策、産業人材の育成と高度技術継承の仕組みづくり、円滑な労働移動の促進等々の地道な取り組みに敬服しました。
 特に、「モノづくり人材育成愛知モデル」として、将来の人材育成のために、小・中・高学校学校において具体的なプログラムに取り組むとともに、工場見学ガイドブックを作成し受入可能な250の企業を紹介しており、しかも、県内の製造業の労働力不足対策として、県職員が県外の高校等を直接訪問している取り組みは、本県としても検討に値すると思いました。

 また、「こどもの医療費無料化制度の中3までの拡大」については、昭和48年度に制度を創設し平成6年度に3歳未満児まで制度を拡大(所得制限なし)、平成14年度には4歳未満児まで拡大、平成20年度には中学3年生まで対象としたとのことで、この制度の拡大には市町村の要望が強かったとのことです。
 ちなみに、61市町村のうち入院を中3まで無料化しているのは全ての市町村、通院を中3まで無料化しているのは18市町村とのことでした。
 この制度のために支出する県の経費は平成20年度予算で約75億6千万円ですが、愛知県の人口は729万7千人であり財政規模も約2兆2千5百万円であることから本県と比較になりませんが、地方分権と税の在り方が国において検討されている時、今後人工や面積等の画一的な対応では、都市と地方の格差が広がりサーピスのよいよい都市に人口が集積する危機感を痛感しました。

■ 浅川ダム模型実験調査について

 8月5日(火)は、県議会議員や長野市議会の所管の委員会を対象とした、浅川ダム模型実験に参加しました。
 この実験は浅川に計画している穴あきダムの25分の1の模型により、実際に計画高水流量130トン、計画最大放流量30トンに相当する水を流し、常用洪水吐き、流木捕捉工、下流河道の状況等を検証しているものです。
    

 

 実験は午後0時40分頃からはじまり、午後2時10分頃に最高流量の130トン相当(41,6リットル)が毎秒流入され、午後4時20分頃に水が引けました。
 常用洪水吐き(穴あき)部分が流木や土砂により、ふさがれることもなく、実験は順調に終わりました。

 実験では実規模で直径20センチ、長さ5〜10メートル程度の丸太に相当する模型を平成7年の裾花川に流入した量を参考に約900本流すとともに、土砂は最大で1分間に5.8リットル(バケツ一杯程度)を模型の上流端から混入されました。


 

 この間、指摘されているのは一番上流部の流木捕捉工に「流木が溜まりダムになってしまうのではないか」ということについては、流木捕捉工は流木を止めるために設けるものであり当然ですが、心配を解消するため施設の高さや構造については今後検討するとのことでした。
 また、貯水池内の地すべりを抑止するための抑え盛り土工については、モルタルで再現していますが、地すべりが起こるのか起こらないかの実験は技術的に困難なため、今後、丁寧な説明が求められると思います。
         

      

 今回の実験を見て、ダムから水が引けた後、次の洪水に備えて常用洪水吐き(穴あき)部分周辺の流木の撤去など丁寧なメンテが必要なこと。
 上流から流れ込んだ土砂の取扱いをどうするか。河床部洪水吐き(穴あき)のため、当然、年月が経過すれば下流域へ土砂が流れ、蓄積されるため、下流域の住民から土砂流出抑制策の要望が出される可能性もあり、住民の皆さんとも協議しながら全体的なメンテの在り方を検討する必要があると思いました。

 

 

     

2008年4月16日(水)〜17日(木) 環境省と茨城県の視察報告書

 

 4月16日(水)〜17日(木)は、環境省(倉田、森田、宮澤、寺島、下村、竹内、野澤、松山、小島、下沢、島の全員参加)と茨城県(倉田、森田、寺島、竹内、小島、下沢、島の7人参加)へ調査活動に伺いました。

 まず環境省の目的は、主に2月議会で焦点となり附帯決議を付けて可決した「廃棄物の適正な処理の確保に関する条例」について、従来の要綱で定めた「同意書」の取扱いについて環境省の見解をお聞きすることでした。
 焦点は、平成9年の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」の公布を受けて、同年12月6日付けで「通達」された、「周辺地域に居住する者等の同意を事実上の許可要件とする等の法に定められた規制を越える要綱等による運用については、必要な見直しを行うことにより適切に対応されたい。」としていることへの環境省の見解です。
 この点について、環境省は法に定められた規制を越える要綱等は違法であり、法律改正後4件の訴訟で行政側の不作為として敗訴している。
 地方分権一括法制定後、各自治体が判断することではあるが、訴訟の例からも各地方ブロックの会議で徹底を図りたいとしました。

  茨城県の調査目的は、こうした状況下の中、茨城県で昨年3月に制定された「産業廃棄物の処理の適正化に関する条例」制定の背景と、「廃棄物処理施設の設置に係わる事前審査要領」における「同意書」との整合性、「霞ヶ浦水質保全条例」についてです。
       

 

 廃棄物条例の制定については、首都圏に近いことから不法投棄が大変多く、家屋解体業者等が自社処理と称して廃棄物法の対象とならない小型廃棄物焼却炉を設置する規制強化など必要な方策を図った。

 また、「事前審査要領」を保管するために条例を制定したが、「住民同意は基本的に事業者責任として強い姿勢を示したつもりである。」しかし、「県は事業者と住民の狭間でつらい立場にある。」とのことでした。

 

 「霞ヶ浦水質保全条例」については、湖沼の水環境の悪化により計画を策定したが、生活排水や家畜排泄物等、計画に従わない事例があることから、条例を制定した。
 そして、実効性を高めるため、平成19年10月に「霞ヶ浦の富栄養化の防止に関する条例」を一部改正し、さらに達成すべき目標分野の目標値を引き上げた。
 そのため、茨城県では平成20年度から「森林湖沼環境税」(県民・納税者一人当たり500円+500円=1,000円等)を導入し、森林整備と湖沼の環境浄化に半額づつを導入することにしたとの事です。
   

 

     茨城県立歴史館の入り口

 

 また、時間に余裕があったため茨城県立歴史館を視察しました。

 今回の調査活動を通じて、本県の廃棄物条例運用過程での問題点が発生した場合の対応や諏訪湖の浄化対策に生かしてまいりたいと思います。

 

     

2008年4月11日(金)〜12日(土) 全国自治代議会改革推進シンポジュウム

 

 4月11日(金)は、三重県桑名市で三重県議会主催の「全国自治体議会改革推進シンポジュウム」が開催され出席しました。

 このシンポジュウムは「議会改革を目指す全国の自治体が一堂に会し、地方分権時代にふさわしい自治体議会の在り方と二元代表制を踏まえた改革の方向性についてシンポジウムを行うことにより、議会改革についての認識を深めるともに、交流・連携を図ることを目的」として、三重県議会が全国の自治体議会に呼びかけ開催しているもので、今回で4回目となります。
     

 

  このシンポジュウムには、主催者の発表で全国の都道府県議会議員や市議会議員など428名が参加しました。

 私達改革・緑新から倉田・森田・宮澤・竹内・野澤・小島・島の7名が参加しましたが、本県議会の他会派からも、「議会基本条例研究会」が設置され今後本格的な検討が行われるためか、創志会から7名、県民クラブ公明から2名、共産党県議団から2名、トライアル信州から2名の議員が参加していたと思われます。

 

 会ではまず、元鳥取県知事で慶応義塾大学法学部教授の片山義博氏が「地方分権時代と議会のミッション」と題し基調講演が行われました。

 この中で片山氏は、自らの知事の経験と地方自治法の研究を通して、地方議会や議員に求められる課題を率直に語りました。

 

・議会は「市場の競り(セリ)」みたいなものだ、人の前で公開でなく政策で競りを行う場。
・権力を持ったものは、長くなればなるほど必ず暴走する。
 「私は与党だから知事を支えなければならない」という考えは、親しければ親しいほど飲酒運転 は止めるはずなのに助長するような行為。
 与党は知事と親しい故に厳しくチェックすべき。
・二元代表制における知事と議会の関係は車の両輪と言われている。
 しかし、県民から見ればこの表現は適当にやっていると誤解されている要素もある。
 「車の両輪」は距離があるから安定する。与党だから知事を支えてしまえば、「一輪車」になってしまう。

 

・道路特定財源の暫定税率が参議院で与野党逆転の状況の中、暫定税率が期限切れになることが確 実視される中で、自治体議会の対応はおかしい。
  地方財政法第3条2項には、「地方公共団体は、あらゆる資料に基いて正確にその財源を捕そ くし、(略)これを予算に計上しなければならない」と規定していることからすれば皆さんの行 為は法律違反。
・本来議会は、税金に関する条例等をチェックすることが仕事。違法な「専決処分」を許してはな らない。
・また、議会が可決した予算に対し成果があがっているかなど、決算審査をチャントやることが議 会の仕事。決算審査を鳥取県では通年となっている。
・住民投票について議会は反発するが、選挙制度は本来全住民が行うべき自治を、仕事など様々な 条件があるので代表を決めるため選挙を行い委任して行っているもの。
 従って、議員に関する待遇等に関しても、住民が決めることであることを忘れてはならない。

     

 

 この基調講演のあと、「地方分権時代にあさわしい自治体議会の在り方と、二元代表制を踏まえた改革の方向性とは」というテーマで、片山善博氏をコーディネーターに、松田神奈川県議会議長、日経グローカル主任研究員、中山美保三重県民、岩名三重県議会議長によるシンポジュウムが行われました。

 この中で特に参考になったことは、住民から見て議会は直接的な利害関係が少ないことから、遠い存在であると同時に、それ故に努力しても感心が薄こと。
 そして、県議会の活動に対する県民参加や感心を高めるため様々な取り組みや努力をしても、現実は厳しいということです。
    

       

 

 国政に関しては、直接的に国民の日常生活に影響を与える審議が多く、県民は感心を持っていますが、地方自治体の議案審議に関しては感心が薄いということは、住民の皆さんも「地方の自治体が地方分権と言っても依然として、国(官僚)に税の在り方をはじめとして、中央集権的に「治められる」と実感しているからだと思います。

 それ故に、「地方から政治を変える」幼い党利党略でなく、真に住民の立場に立脚した政治確立のため、地方から国に対し「どんどんものを言う」取り組みをしなければならないと思いました。

 本長野県議会でも「議会基本条例研究会」の活動が開始されましたが、今回のシンポジュウムの内容の中には、本県としても取り組むべき課題が多々ありました。
 今後、会派として論議・検討し「研究会」や議会運営委員会に提案して行きたいと思います。

 

産業技術記念館視察

 12日は、9:30−12:15分まで、名古屋市西区則武新町にある「トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館」を視察しました。

 この記念館は、自動機械を発明した豊田佐喜吉と、その長男、豊田喜一郎が起こした紡織機械と自動車の製造を基にして出来たトヨタグループが、「研究と創造」と「モノづくり」により経済や社会の発展に尽くすことを次世代に伝えるため設立したものです。

 会館内は、大きく分けて織維機械館、自動車館に分かれていますが、特に織維機械館では、担当の方に、繊維の歴史や繊維を織る機械の発展の歴史を、実際に手に触り機械を動かしての実演により指導頂き、よく理解することが出来ました。
 また、自動車館では世界と国内、そしてトヨタ自動車の技術開発と発展の歴史が良く分かりました。
 豊田佐吉、豊田喜一郎という人の存在が日本の製造業の基礎を築くのに、どんな役割を果たしたか、「研究と創造の精神とモノづくり」というテーマが良く分かりました。

 製造機械の革新技術の開発への熱意と技術の構築が、製造業や全ての産業の基礎であることを学びました。

   
   
2008年2月13日(水)〜15日(木) 高知県・徳島県

 

 2月13日から15日は会派全員で、高知県と徳島県の調査を行いました。

●高知県の調査目的は、次の通りです。

(1)就学前の幼保一元化の県の取り組みについて。
(2)一時保護所を退所するDV被害者等に対する自立支援策について
(3)森林環境税による県民参加の森づくりについて
(4)「こうち山の日」の制定と推進について
(5)風力発電の取り組みについて
 この内、高知県は森林環境税を平成15年度から、全国で真っ先に導入した県であり、課税期間の5年が今年3月で切れることから、その後、どうするか大変興味がありました。

 担当者の方の説明では5年間、県民参加による森づくり推進事業等を行って来たことにより、県民の関心が高まり、税を続けるかどうかのアンケート調査で80%越える県民が継続に賛成し、反対は1.6%しかなかった。
 森林整備に関するボランティアも27団体900人を越えた。

                  

 

 こうした経過を踏まえ、昨年の12月議会で、森林環境税の5年間の延長が議決されたが、議会の中に反対はなかった。
 とのことでした。

 また、企業と市町村が森林整備について協定を結び、その成果を県が調査してCO2の削減量を認定する、企業が参加する協働の森事業も30社を越えているとのことでした。
 さらに、香川県の水源地は高知県内にあるダムからによるところが多く、その水源を守るための森林整備等の支援予算として毎年、香川県から高知県へ約3億円の補助金が出されているとのことでした。

 

 

●徳島県の調査項目は以下の通りです。

(1)徳島滞納整理機構について
(2)がんばる市町村応援事業について
(3)森林再生プロジェクトについて
(4)とくしまあんしん農産物認証制度構築事業について
(5)新鮮とくしまブランド戦略事業について

 この内、徳島県の担当職員の方の説明では、森林再生プロジェクトは、森林・林業に係わる最重要施策として、間伐材の有効利用を図る「川上から川下に至る一貫したシステム」の構築を目指し、平成17年度から取り組み、高性能林業機械と作業道を組み合わせた「新間伐システム」による「効率的な間伐材生産」や「低質な間伐材の合板への新たな利用」などを進めて来たとのこと。

 その結果、平成18年度にはプロジェクト開始前の3倍となる「約6万立方メートルの間伐材」が、生産され住宅部材や合板原料として安定的に流通し、森林所有者にも間伐材による収益(1立方当たり3,000円)が還元されるなど、効果が出ている。
            

  こうした経過を踏まえ、平成19年度からは森林を再生から飛躍へとステップさせるため、間伐材の更なる増産とそれに見合う流通・加工体制の充実・強化、木材の利用拡大を図る「林業飛躍プロジェクト」を推進しているとのことでした。

 中でも、これらの取り組みにより、84名の若い担い手(雇用)が育成されたとの説明には感心するとともに、長野県においても、この取り組みに学び、生かすべきと実感しました。
 また、他の調査内容の説明も県の担当者が熱心で、特に「新鮮とくしまブランド戦略事業」については、中国産「手作り餃子」等の問題により食の安心・安全が問われ、また、消費者の感心が高まる中、徳島県や他県に負けない取り組みが問われていると思います。

  ● 「北淡震記災念公園」の調査

 2月15日の午前中は、兵庫県淡路市にある国指定 天然記念物 野島断層「北淡震災記念公園」を視察しました。
 平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災は、最大震度7を記録し、死者6,434人という戦後最大の被害をもたらしました。
 淡路島北淡町(現淡路市)でも、長さ10kmの地震断層が出現。なかでも小倉地区は断層による道路、生け垣、畑の畦などの破壊状況が各所に見られ、今なお地震エネルギーの巨大さと、断層運動による複雑な地表面の変形に見られる自然の脅威を如実に示しています。
 北淡震災記念公園は、地震で出現した10kmの地震断層の内、学術的にも貴重とされる140mを、ありのままに保存・展示し、阪神・淡路大震災の記録を後世に伝えています。
 また、災害体験館では、阪神・淡路大震災と同じ震度7の揺れを40秒間体験しましたが、それはものすごいものでした。
 そして、映像シアターでは災害の記録を生々しく映し出し、最後に「地震列島日本では、いつ地震が来てもおかしくありません。地震に備えるために防災について考えましょう。」と呼びかけていました。
              

 

 

 長野県でも北部地域にお住まいの多くの皆さんは、新潟県中越沖地震や能登半島地震の時の揺れのすさまじさと怖さを体験しています。

 しかし、今回体験した震度7の揺れは、そんなものではありませんでした。
行政としても、各家庭でも、何時起こるか分からない大きな地震に備え、出来うることを行う必要性を痛感させられました。

   
   
2008年1月29日(火)〜30日(水) 県外調査

 

神奈川県と千葉県を視察。

 1月29日と30日は、倉田議員・竹内議員・下沢議員で神奈川と千葉県を視察しました。

 調査の内容は、神奈川県の「自治基本条例の制定状況」と、千葉県の「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」についてです。

■ 神奈川県の自治基本条例制定への取り組み状況

 自治基本条例は、一般的には「自治体運営の基本理念、基本原則等を定めた基本ルール」のことですが、全国的には約90の市町村が制定しています。しかし、都道府県においては、まだ制定されていません。
 そんな中で、神奈川県はこの条例制定に向けて平成14年から研究が進められ、平成18年には「県自治基本条例検討懇話会」から知事へ報告書が提出され、これらの経過を踏まえ、県民との意見交換を行いながら平成19年10月「自治基本条例(仮称)」素案が作成され、10月〜11月にパブリックコメントを終えたばかりです。
 条例素案の主なポイントは、県民が主人公であることを明示し、そのために県を運営するに必要なルールを定める。県民にとって最も身近な市町村の自治を優先することを基本とし、県と市町村との関係の基本ルールを定める。県民投票、県と市町村の協議機関を定める。というもの。
 また、条例素案の骨格は「前文」、「目的及び基本理念」、「県民の権利及び義務」、「県政運営の基本原則」、「議会」、「知事・職員」、「基本原則に基づく制度・手続」、「条例尊重義務」からなっています。
 この内、本県の今後を考えた上で注目したのは、「基本原則に基づく制度・手続」の中で、基本的事項を定めるとして12の項目が掲げられていますが、その中に、「総合計画」として「県民が長期的な県政運営を展望できるよう、政策の基本的方向を総合的に示す計画を策定」、「政策評価」として「県民が、効率的で質の高い行政サービスを受けられるよう、適切に政策の評価を行い、公表する」、「国への提案」として「県民が、県を通じて国に意志表明ができるよう、国に対して政策及び制度の改善等に関する提案を積極的に行わなければならない。」としている点です。
 中期総合計画の策定や政策評価は、この間本県で取り組んで来た課題であり、県民が将来に安心感が持てる様に、この取り組みを条例でルール化することは大切だと思います。
 条例制定に向けた今後の日程について質問したところ、県議会でも議会改革検討会のテーマとして「議会基本条例」制定への検討(議長選挙のマニフェストにより)が掲げられたことから、「その関連もあるり様子を見ながら進めたい」ということで、具体的な制定時期については、現在は不明ということでした。
 本県議会では12月議会で、「議会基本条例研究会」が正式に発足しましたが、今後、神奈川県の「自治基本条例」の策定状況や全国の市町村で既に制定されている条例の内容も精査し、県民の皆さんに歓迎される議会改革を行うともに、現在は条例制定に消極的である村井知事に対しても、その延長線上に「自治基本条例」制定の必要性があることを求めるべきです。

■「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」

 この条例制定については、平成16年7月「第三次千葉県障害者計画」に検討が盛り込まれ、「障害者地域生活づくり宣言」の重点施策に位置付けられたのが発端とのこと。
 その後、差別に当たると思われる事例を募集したところ約800件が寄せられ、平成17年は一年間をかけ、差別をなくすための研究会開催(20回)、タウンミーティングの開催(32箇所約3千人参加)等を行い、平成18年2月県議会に条例案を提案したが、趣旨・方向性については概ね賛同を得られたが、具体的内容については教育現場など関係者への周知が不十分であり、更なる意見聴取が必要として「継続審査」となった。
 6月議会では「条例案をいったん撤回」し、所管の委員会や各会派に「検討用試案」を示しながらパブリックコメントを行った結果、9月議会において全議員の賛成で可決されたとのこと。
 この条例の特徴は、条例の骨組みを、個別事案解決の仕組み、制度・慣習などを変える仕組み、頑張っている人を応援する仕組みを示し、誰もが暮らしやすい地域社会をつくるため県民の共通のルールを示していることです。
 具体的には、「差別」の定義を福祉、労働、教育、サービス提供など8分野における障害を理由とした「不利益取扱い」を具体的に定義し、また、障害のある人が障害のない人と実質的に同等の日常生活や社会生活を営むために必要な合理的な配慮に基づく措置を行わないことを具体的に定義しています。
 そして、こうした定義に基づき、一人一人の方が直面している問題について、各地域の健康福祉センターごとに16人の広域専門指導員を配置し、さらに身近な地域に620人の地域相談員を配置し、相談された問題について双方の事情を聞いて助言や調整を行い、それでも解決しなかった問題については、20名の委員で構成する「障害者の相談に関する調整委員会」が助言あっせんするシステムとなっています。
 条例施行後(平成19年7月〜11月末)の相談活動の状況では、5ヶ月で、福祉サービスや労働者の雇用、建物・交通機関、医療等々について既に219件の相談が寄せられており、関心の高さをうかがうことが出来ます。
 但し、「調整委員会」にかかった課題は今のところ一件もなく、今後、増えて来るのではないかとのことでした。
 今後は、差別をした者を罰する、取り締まるのではなく、理解者を増やす観点に立って、幅広い県民運動の展開や「あらゆる差別のない地域社会」の実現、「地域住民主体の高福祉社会」の実現に向けて取り組んで行くことにしているとのことでした。
 長野県でも社会福祉審議会から同様の条例を制定するよう答申が行われましたが、当時の田中知事は、それを検討しようともしませんでした。
 こうした状況に県議会では人権議連を設立し研修を重ねた結果、村井知事となり人権施策を推進するための検討に着手するための審議会の設置を申し入れ、昨年6月議会でそのための条例が提案され、現在は「人権政策審議会」において審議が行われています。
 今回千葉で学んだことを審議会と議会の検討が双方向で作用し、生かされる取り組みをしていく決意です。

       

   
   
2007年12月20日(木) 特別支援教育の長野市内4校の調査

   学校教育法の一部改正され、昨年4月から学校種を問わず特別支援教育が実施されるとともに、複数の障害種の教育を可能とする特別支援学校制度が創設されたことや、長野養護学校の生徒数の増加、長野ろう学校の老朽化等について今後の対応を検討するため、県教育委員会に特別支援教育連絡協議会が設置され検討が行われていることを受け、会派としての今後の対応を検討するため、特別支援教育課長にご案内いただき、若槻養護学校、長野養護学校、長野盲学校、長野ろう学校の現地調査を実施しました。
   確かに長野養護学校は260名の生徒の内、高等部は150名が在籍しており、教職員も188人とグランドの敷地を利用して作ったプレハブ校舎を利用しており、既に過密な状態。一方、盲学校はまだ校舎も新しく児童生徒数31人と教職員48人で広々と使われている。また、ろう学校は、老朽化が激しく早期の改築が求められる状態でした。
 

 しかし、だからと言って専門性を前提として、ろう学校の改築に併せて盲・ろう学校を併設し、現在の盲学校を長野養護学校が活用するとする考えは、盲学校の空き教室を利用し養護学校の分教室とするとする考えは、それぞれの障害に応じた教育の専門性と教育課程の独立性の確保という観点から慎重に検討すべき思いました。

 また、保護者をはじめ、学校関係者、障害者団体、地元地域の意見を尊重することが、何よりも必要だと思いました。

 会派としては、今後こうした考えにもとずき、対応して行くことにしました。
     

   
   
2007年11月30日(金) 今日一日の動き

  午前10時から団会議を開きました。

まず、この間に行われた決算特別、そして議会運営の両委員会の各所属議員による報告や諸連絡。
引き続き、12月定例会を前に勉強会。補正予算や新税案、計画などについて、おのおの担当課を順次、控え室に招き説明を受けました。

企画課からは分厚い資料に従って、「中期総合計画」(案)の概要や数値目標について。
財政課は12月補正予算案、そして森林政策課は「県森林づくり県民税(案)」と、通しで約2時間。
中でも「森林税」(仮称)は、担当者に対する質問がもっとも活発に出ました。
里山整備に取り組むにあたり、個人有林や不在村者の所有する森林の「境界」を確定する作業は欠かせない。そのために、関係機関との協力、地元町村への支援も必要になる。私有林間伐への補助率と個人負担の割合、また補助で手入れした後の森林の開発や伐採に制限をどう設けるか−などといった、具体的な指摘が相次ぎました。また、間伐計画の目標値は、2〜3年後に年間2万4千ヘクタールと設定されていて、現在の実績の5割増しと見込んでいる試算根拠も説明不足の印象が残ります。今後、導入への県民理解を得るために、説明にはもうひと工夫必要、との声が複数聞かれました。

月がかわって6日開会の定例会一般質問で登壇するのは、下村、野澤、松山、小島、下沢、島の6議員とし、今後のスケジュールも確認するなど、打ち合わせて午後に終えました。

 

   
   
2007年10月31日(水) 県外調査(宮崎)

 

文教企業委員会の県外調査(視察)が行われ、宮崎県企業局を視察しました。(野澤議員、小島が参加)

こちらでは、電気事業、工業用水道事業、地域振興事業(ゴルフ場など)を実施しています。公営では全国3位という電気事業では、毎年6億から8億円の利益があり、これを活かした「緑のダム造成事業」や「環境保全の森林整備事業」、災害復旧のための一般会計への貸付事業なども展開しておられます。

経過や現状に違いがあるので一概にはいえませんが、電気事業を民営化するよう進めている長野県企業局の状況とはずいぶん違うのに驚かされました。

 

   
   
2007年10月16日(火)〜18日(木) 県外調査(大分・福岡)

 

会派の県外調査を行いました(11人中10人参加)。

■16日(第1日目)は、大分県議会の事務局の皆さんにお世話になり、次の項目について、ご担当から説明を受け、質疑を行いました。

(1)大分県小売事業者等によるまちづくりの推進に関する条例について
  議員立法で制定された条例で、商店街の活性化など図るために、商工業者に、商工団体への加入やその活動への積極的な参画を求め、これを県も支援するという画期的な取り組みです。
(2)労働福祉や雇用・人材育成の取り組みについて
  今年から雇用・人材育成課を分離新設するなど労働対策を強化しています。「女性の再就職チャレンジ支援事業」など注目に値するお話が聞けました。
(3)「The・おおいたブランド」確立の取り組みについて
  乾し椎茸につづくようなブランドを確立し、農林業を活性化しようというもので、東京・大阪・福岡に県の専門職員を配置したり、専門家をアドバイザーに委嘱して、積極的に取り組まれています。
(4)議会特別委員会の状況について
  議長をのぞく全議員で「予算特別委員会」が設置され、予算の集中審議をしています。また、毎期、4つの特別委員会が設置され全議員が参加して、活発に取り組みを進めています。

      

 

■10月17日は、大分県庁で、温泉管理基本計画の説明を受けた後、温泉管理状況で陣屋の村・温泉と湯布院の森林環境税を使った「みんなの森林づくり」事業現場を視察しました。

 特に、大分県では平成18年度から「森林環境税」が、平成22年度の期間で既に導入されており、「みんなの森林づくり」事業は勉強になりました。

 

 

 大分県での税収の使途は、森林に関する県民意識の醸成と多面的機能が発揮できる多様な森林づくりを進めるとして、次の4つを施策の柱をあげています。

 @ 県民意識の醸成(充当額の割合?と併せて20%程度)
 A 森林に関する理解や関心を高めるとともに、森林ボランティア活を推進する。
 B 環境を守り災害を防ぐ森林づくり(50%程度)
 C 荒廃した人工林等の整備を進めることにより、森林環境の保全や災害の未然防止等を図る。
 D 持続的経営が可能な森林づくり(30%)
 E 木材需要拡大や担い手の支援等を通じ、林業生産活動の活性化や適正な森林管理を推進する。
 F 遊び学ぶ森林づくり。子どもたちの森林体験等を通じ、次代の森林づくりを担う青少年を育成する。

 また、使途の考え方では、地域で考え実践するなど県民主導で進める。地域の独自性を尊重し、個性豊かな取り組みを支援する。将来に夢を託せる実験的・研究的な活動を支援する。広く県民の意見を聞き、多くの県民が参加する仕組みとする。というものです。

 税制の方式は県民税均等割超過課税で金額は個人・法人とも本県の今回の提案と同じで、「森林環境保全基金」を設け管理しています。
 大分県と本県との「税」の目的や税の使途はほとんど同じですが、それは、本県がこれまての検討過程で既に実施している他県の例を参考にしていますので当然のことですが、大分県と本県の違いは2点あると思います。

 それは、大分県の場合は平成16年度に「森林環境税制懇話会」での検討後、パブリックコメントを行い3月の議会で条例を可決した後、平成17年度中に「新たな森林づくり行動計画」を策定していますが、本県の場合は既に平成17年6月に「信州の森林(もり)づくりアクションブラン」が策定されていること。大分県の場合は「県民意識の醸成」や「遊び学ぶ森林づくりとして」に税の20%程度を位置づけ、県民や森林所有者、次世代を担う子どもたちへの啓発活動と参加に力点を置いていることです。

 この2点について、私は本県には既に「信州の森林(もり)づくりアクションブラン」があると言っても、今回発表された「森林づくり県民税(案)」に示された税の使い方の配分の内容をもっと詳細に議会前に県民に示すべきと感じましたし、県民や森林所有者、子どもたちへの啓発と参加に本県としてももっと「税」を使い、様々な取り組みを行う必要性を痛感しました。

 特に、県民への啓発や参加を推進することに関しては、大分県では平成18年度は、約4千4百万円(税の20%程度)を使い、例えば「森写真コンクール」、「基金運営・管理のための『森林づくり委員会』の設置」、「ボランティア情報の収集発信、器材バンクの設置、森林づくり通い帳の発行」、「個人ボランティアへのエコマネーの交付」、「ボランティアリーダ養成講座の開催」、「NPO団体等による地域での森林づくり活動への助成」、「上下流の住民が一体となった海岸の漂着流木等の処理活動を支援」、「地域の子どもたちが気軽に遊び学べる森林の整備に助成」、「子ども等を対象にし地域での森林体験等の活動に助成」、「緑の少年団や子どもエコクラブの森林体験学習等への助成」、「森林環境学習の指導者の養成」等々、多彩な取り組みが行われていました。

 また、大分県の担当の方に、この税導入により平成18年度に行った「間伐放置林緊急整備事業」の現場にご案内頂きました。
 その現場は、あの温泉の街づくりで有名な湯布院のNHK連続テレビの舞台となった湯布院岳の民有林でした。
 この民有林は、過去の台風によスギやヒノキが間伐をしていないために倒木してしまい、そのままになっていましたが、周辺に住居が密集していることからも、地元から環境保全林としての役割を期待する要望があり森林所有者が同意したことから、3,668千を使い整備したとのことでした。

 「税金を使い民有林を整備することに、県民の批判はないのですか」との問いに、担当者は「公費を投入すれば、向こう20年間は、所有者が木材等の販売等は出来ない規程になっている。」とのことでした。


■10月18日(木)は早朝、福岡市中央卸売市場を視察しました。

 視察したJA全農長野 福岡販売事務所は、昭和23年に長野販連福岡事務所として開設し、その後、昭和25年に組織統合により長野県経済連福岡事務所となり、平成13年に現在の名称となったとのことで、昭和43年には福岡市中央卸売市場の青果市場が博多港から、現在地に移転したとのことです。

 この事務所の管内は、山口県や九州各県と沖縄県等の9県の約1,629万人(全国の12.8%)を対象としており、取引会社は青果が23社、花きが1社で、取り扱い実績は平成18年度で89.7億円で県下の7.1%にあたるとのことでした。
          

 

   その内訳は、果実32億円(9%)、野菜54億円(8%)、きのこ3.7億円(1.6%)等で、過去の実績の最高は平成5年度の203億円とのことでした。
 九州7県の主な農産物は、生産額で平成17年度16,800億円(全国の20%)で、その内容は、畜産40%、野菜22%、米13%、果実7%、花き5%であり、果実では、みかん・なし・柿・いちご・すいか・メロン、野菜では、夏期の葉洋野菜を除きほぼ周年生産等とのことでした。

 

 福岡中央卸売市場の入荷率の本県産の占める占有率では、平成17年度で果実78,234tの内、九州各県が42%、長野県が4.5%で、その本県の内訳は、「りんご」が9月〜12月の販売が39%〜82%、「巨峰」が9月〜10月で62%〜73%あるというこしでした。

 また、野菜では、「白菜」が7月〜10月で73%〜100%、セロリが7月から10月で95%〜99%、「レタス」が6月〜9月で83%〜99%、「サニーレタス」が6月から9月まで89%〜100%を占めているということでした。

 この様に、長野県産の農産物は、九州地方では気候の差もあって人気があり、「九州地方では、需要があるのに、長野県からは、後継者不足等、供給できなくなっている現実」を、思い知らされました。
また、本県や日本の農業を脅かしている中国産野菜の動向については、最近の様々な問題発生から食の安心・安全の関心を意識して、輸入量が減っているとのことでした。

 この福岡市中央卸売市場のJA全農長野 福岡販売事務所を視察して、改めて長年本県の農業生産者のために努力して来られた皆さんに感謝するとともに、市場が長野県の農作物を求めている以上、今後、長野県が本気で農業の担い手確保や農業振興策を行うことが真に求められていると実感しました。

 福岡市中央卸売市場視察の後は、福岡県庁に伺い次の課題を調査しました。

(1)「食と農推進基本指針」について
(2)青年アンビシャス運動について
(3)子育て支援事業について
(4)海外企業誘致センターの概要について
(5)経営改新センターについて

            

 

この内、特に注目したのは青少年の健全育成のための「青年アンビシャス運動」についてです。長野県は唯一「青少年保護育成条例」を制定していない県であり、住民・行政・業界の三位一体で「有害図書」(昔は)等から青少年を守ることを重視している県ですが、福岡の場合は条例を制定していても、青少年や住民の啓発活動を重視しており、しかも、海外等の取り組みも取り入れるなど、独自の取り組みを行っていることです。
    

       

 

 また、地元にはプロ野球のソフトバンクがあることから、王監督等を「青年アンビシャス運動」の啓発的な立場にして、青少年の気持ちをつかむ努力をしている戦略に感心しました。

 本県では、条例を制定するかどうか様々な論議がありますが、問題は各県で「青少年育成条例」が制定された背景に、当時の「有害図書」への規制ということがあった訳ですが、時代はさらに進化し「有害図書」から「有害インターネット」の時代となり、県レベルで「条例」を制定しても効力を発しない事態となっており、むしろこうした事態に国の対応を求めることや、県としては啓発的な取り組み行うことが求められると思いました。
 その意味で、福岡県が条例を制定しても海外の例に学びながら、地元有名人を先頭にして青少年の健全育成のため啓発活動を重視していることを正しい選択と思いました。
 本県においても、「条例を制定しない唯一の県」として誇ることなく、もっと国際的な取り組みを吸収する中で、真に子供達のための施策を行うべきと思いました。


■10月19日(金)には、次の現地調査を行いました。

(1)北九州エコタウンセンター
(2)日本環境安全事情 等

               

    
   
2007年6月14日(木)、15(金) 第1回 現地調査(諏訪・飯田)

会派の第1回目の現地調査を行いました。

   
 1日目は、諏訪建設事務所管内の、昨年の豪雨災害の復興状況について視察しました。
 平時にはどこにもあるような小さな沢が、大きな土石流となって被害をもたらした爪痕に、絶句しました。
 また、災害の1年前に完成した砂防堰堤が土石流をくい止め、すぐ下の病院や特養ホームを守った様子も目の当たりにしました。改めて災害の怖さと防災の大切さを一同痛感しました。
   
 2日目は、飯田地域の道路などの整備の状況を調査しました。来年3月に天竜峡インターまで開通を予定している三遠南信自動車道は、急ピッチで工事が進んでおり、開通後の地域の活性化がおおいに期待されます。
 また、前知事によって休止していた、羽場大瀬木線や天竜橋の架け替えの現場も確認しました。
   
   
   
   

 

 

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